戦争

戦争を望むものから回避するものへの警告

我を恐れぬものの屈強な魂に敬礼を送る

その意味のない弱さに餞別を送る


世界は炎によりて更新されるが未だ誰が実行するかは未定のままだ

名乗りを挙げるのなら今だ

崇高な神の威光を借りて慢心する獣よ

振りかかる火の粉を払うように我が御手で包んでしんぜよう

死合うなら隣の庭で頼む

誰かが狂っていると言った
当然だ
我は狂うべくして狂ったのだ
その我を友と呼ぶ主等を手に掛けるとき

やっと本当に世界は滅びるかもしれない

滅ぼすために生まれたことを忘れた罰で幸せにさせられた闇の王は

苦しみ方を忘れた民と眠るように死ぬ


まさに最悪

最高で傑作だよ


笑いの仮面を付けた賢者が追悼し

早々に葬送行進曲が奏でられ

一斉に拍手が沸き起こった


壮大なエンドロールがエンドレスに流れる

終わりに向かう終わらない終わりの始まり始まり



僕はそう思わない

この裏切りに名前はない

恐怖

絶望

彼方からの呼び声

我は覚醒し神の元へ還る

真の為すべき事への忠誠の証を立てろ

断罪には足りず
極刑より重い刻印は

刻まれることすら畏れ多く跪き蔑む

最悪で最高の罰を与えたまえ

主よ

我は望む
貴方を貫いた剣で我の血を洗い
我の翼をもぎ取った手を磔にし縫い付け貴方の血を受けた杯を

粉々に砕き


最期の一滴も残さず復活もなく


けれどそれでも貴方を憎みきれない

愚かな

美しくも無知で無能な地を這う虫けらが

貴方を想うことこそが罪なのだとしたら

罰はなんだと？

絶望と虚無が手に手を取って会いに来た。

絶望が心を支配するなんて使い古されている。

私がまだ幼かった時代

単純な呪いの動力で世界は動かされていた

寂しさから友達を作った

多重人格

あの頃は全部が楽しくて

私　ひとりが良かったの

私とお友達と二人だけが良かった

でも彼女は消えたわ

少し助けられて少し嬉しくて幸せになったみたいだから

でもすぐにまた一人になった

今度は誰もいない世界になった

過去の私が今の私を見下している

つまりこの先は堕ちていくだけって事よ

そんなの許せない

そんなの認めない

でもわかっているの

とっくの昔に私は死んでいるんだって事

今の私はどこにも存在しないもの

私が声を出しても

変なの　私が思っていないことを口にしているの

私の中にいるのは誰なの？

もう　終わりにする

こうやっている間も監視されているなんて沢山！！

本当の私を見失って消滅させるくらいなら私は死ぬわ

負けたのか　勝ったのか

審判はいない

コピー（劣化）

この身体を流れる血が　存在が
この先も変えられない運命なら
私は
この魂と声を

 

捨てる―――

 

血を半分抜き取って全て入れ替えれば

もっとましになるのかも

雪を待つ 終わりにするには綺麗過ぎる嘘

―――暮れ行く冬空が美しすぎて
僕は自分の罪に涙した。

月が見下ろす一人の僕と小さな命

まだ暖かいそれを暖かい大地に還す

寒いね

それが偽りだと知っているけれど

寒かっただろうね

それが死命だとわかっているけれど

春までに楽園は遠すぎたみたいだ

僕にも君にも

ただ雪は平等に僕らに降り積もる

そっと零れた涙を吸い込んだ雪が少し溶けて

暖かいものもここにあったんだと気づいた

遅すぎて

僕が気づいた罪と罰をじっと月が見下ろす

 

Ｉ ＷＩＬＬ

全部壊れれば良い

やるせなさ　生きることの無意味

やりたい事の過ちに打ちのめされて、屈折した野望もいよいよ終わりだ

破滅への憧憬　自殺者へのファンファーレ　鳴り響くトランペット

嘆きの声さえ掻き消される

 

私は逝く　何も携えず

ただ秘密だけをこの身に刻んだら

さあ、準備は良いか？

１つずつ絆を壊して回ろう　過去への決着をつけながら

全てが終わったとき　きっと軽々とその大空へ舞い上がる

罪深き黒翼を翔かせて

 

大罪を抱え、今罰に辿り着いた

ようやく見つけた　私の罪の形

色を奪ったこと

空の青さも、鳥の羽根の鮮やかさも、夜の闇の深さも、朝焼けの果敢無い灰色も

何も知ることが出来ないなど

傷つけ、奪いその上で何を得る幸せがあるだろうか。

たったその人だけは傷付けたくはないという想いは

とうの昔に裏切られていたのに

憧れ

秋空が思い出させる

心の奥に閉じ込めた記憶

頑張って凍らせた涙

レイン

 

†頭文字だけ取るとアコガレ†

何か思いついたときにすぐ紙に起こさないと忘れますね・・・
ＰＣ起動遅・・・