雲なす証言の名シーン

• 絹のバスローブでふらふら出て行く。ｐ１０
  絹かよ！！流石貴族は違うな！他のシーンで自然にはない色の孔雀色と言うのが判明する。美輪明宏もびっくりだね！あんなのだったら嫌だけどね！
• ピーターは自分の浴用品一式を拾い上げようと戻りかけたが、巧みに先を越された。ｐ１１５
  本物の従僕とはかくあるべきという逸話。バンター氏瞬間移動疑惑！！
• そして見た。＜幸運＞と書かれた札の下から目配せしている緑の眼の猫を。猫はパーカー氏を見つめ、パーカー氏は猫を見つめた。ｐ１４０
  人形の猫とショーウインドウ越しに見つめあう青年、萌え！！！その愚鈍さが君のウリだよ！（酷い）
• 廊下を走り抜けがてらバンター氏を巻き込みながら、刑事と自首者は大慌てでピカデリーに飛び出し、遅ればせにハイド・パーク・コーナーでタクシーを拾うと、人気のない通りを狂ったように走り去っていった。ｐ１９３
  ・・・天変地異？バンターを巻き込んで？凄いことしますね、彼氏と妹は（そこ！！笑）よほどピーター大事にされてんのか搬送先の病院がピーターのせいでどうかなってないか心配だったのか。供述そっちのけで駆け出していく三人組。後二人は結婚してますがね～（ネタばれ？）
• バンターの手を掴むと、霧の重苦しい寒さの中へそろそろと進み出た。世界は二人の周りで死に絶えたも同然に思われた。呼びかけ合う自分の声に怯え、黙り込むと全き沈黙にますます震え上がり。ｐ２６１
  書き方が上手～♪わかるわかる！みたいな。真に言いたいことは二人だけの世界って構造を無理やり駆んなく時代に合わせてよく作ったなって事。セイヤーズ偉大なり。
• バンターがずぶ濡れの服を脱がせ、体をこすってくれていた。ｐ２７０
  なに何々！？どこどこどこを！？（阿呆）ていうか、体温上げるためにこするって本当に的確なのか。気になるぞバンター！！てかセイヤーズ女史！（笑）
• サー・インピィが悪魔ベリアルを思わせる礼儀正しさで引き継ぐ。ｐ３２０
  セイヤーズはダンテ「新曲」の翻訳も手がけるほど聖書に詳しい。当然悪魔もお手の物でした。その彼女の創造する慇懃無礼なベリアルに萌え印！実際のインピィは立派な体つきの成人男性（美形）です。ちなみに私の中のベリアルはいつまでたっても由貴香織里先生の「天使禁猟区」のベリアル♂イメージです（爆笑）

・・・名場面、少なっ
すでに名場面ですらないものも混じり・・・げふげふん

やはりミステリーのくせに会話で話が進行するギャグ小説確定みたいですね。次回からこれらのカテゴリ整理しよう・・・