早く死んで欲しいです。

清市が死んだ白昼夢を仕事中に見ました。世界は真っ白であたりは光に包まれていました。


早く仕事を辞めたいですね。
職場仲間の面前でくだらない私生活を儚んで泣き出すなんてキているなと思います。


とにかく誰にも会わずに自分で自分に話を付けなきゃだめだと思うのに、時間が足りません。合ったら合ったで死ぬに決まってます。良し悪しですね。


ほら、今またそばを通り過ぎる。チャンスはある。後は殺る一瞬だけ時間があれば。


時間時間時間。

溜め息呼吸音独り言流動する気体足音気配に怯える日々も過ぎましたが、昔ほど心臓が強くないので死にそうな気がします。

生命保険が気になります。


ちらつく逃げ道に踏み切るストッパーが無くなって。何が正しくて信じなければいけないのかわかりません。と言われても？

孤独を賛美する聖歌を俗世間にまみれた私には歌う資格がなくなってしまいました。

どうすれば？

歌こそ唯一の救い、自分を慰める手段だったのに？ああ、本当に失ってしまったのだ。

あああああ！

駄目だ。
意味がないことは許せない！呼吸も許せない！肺で死ぬ微生物に詫びるのも厚かましい！けれどそんなことは不可能だ…無理なんだ…

慰める気か。汚れた血が。また救いを求める気か。恥れものが。


裏みたい。
恨みたい。

血の赤い滴りが覚醒させる。痛みが脳を動かす。


訳もないらしい。血なら結構普段から出てるし今も出してみた。
ではどうすれば。


どうしよう。

アタシハマタクリカエスノカ。


あの時と同じように勝手に決めて世界を止める。