忍者ブログ
基本は日々の徒然書きです。かなりアニメや小説の感想入ったりします。毎日更新記録復活です(は?) セイヤーズ信仰者で貴族探偵検索(まだまだ中断中)があります。訳者様や関係者の方とは一切関係ありません。 それでも良いと言う心の広い方はどうぞゆっくりしていって下さい♪
[241]  [240]  [239]  [238]  [237]  [236]  [235]  [234]  [233]  [232]  [231
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

完読です!!(いや、それが普通だから)

ただ今午前二時過ぎ。読みはじめが零時すぎだから、約二時間。まあまあの量らしい。
しかも、あとがきで気が付いたけどいつもより段が多いらしいですよ! 何でかな!
とにかくお得っぽいので皆さんも是非。


吉田 縁 / 角川書店(2001/10)
Amazonランキング:925866位
Amazonおすすめ度:

うわーがっかりだ。何でかって表紙が高星麻子先生なので超美麗につき販促効果も望めると思ったのに、です。高星先生といえば…あ、説明しにくい(笑)ああ、コバルトの妖精の伯爵(?)シリーズ! の人です。
丁寧で端整ですよ~。

ま、愚痴はこの辺にして。
今回この本を手に取った理由はイラストとボルジアのせいです。(せいなのかよ)
でも素直にチェーザレ支持者は読まない方が得策かと思われます。悪徳の限りを尽くした彼の姿プラス微妙に魔に頼ってる弱さがあるチェー様なので。ネタバレですが、最後(最期ではない)まで悪人でしたよ。救いは無い。
今回の主人公は、だって直接的にはあんまり関係ない、イッポリートなんだもの。
彼は名前だけは私も知っている程度で、おとなしい子供なんだろうなーって感じでしたが、本作品の加工でもそんな風味でした。まあ、多少芯はあるけれども。

史実のフランス軍の捕虜的な部分にピックアップされていて、時間系列はそーんなに広くありません。そこ中心です。オリキャラのような女の子が預言者みたいなポジションで主人公のイッポもキメラ(ここでは異形のものを総称してキメラと呼んでいる)が見えると言うもの。そんな能力を使いつつ、チェーザレに対抗し反発する話。最後まで読むと敵はボルジア家とは全然関係ないんですが。

作者もあとがきで述べていますが、実在の人物は難しいとのこと。したがって今回目を引いたのはオリキャラのアンテミスっつー若い青年。何年も生きているらしい、実はスパイだった人。主人公の殺人命令を受けていたけれど家庭教師として付き合ううちに情がうつって、主人公かばったりなんだったり。ラスト、雇用主に殺されますが(しつこいようですがネタバレも良いとこです)何故か都合よく生き返ります。

生き返りました。生き返っちゃったよ、これどうしよう。

凄い。凄いご都合主義だ。でも、少女向けならしかたないよ・・・とも思います。
つか、ぶっちゃけ情が移って殺せなくてボスに殺されて皆都合よく生き返ってめでたしめでたしって、
私が中学の頃に書いた小説と全く同じ筋書きなんですけど(ご存知の方もいらっしゃるはず)
当時、生き返らせることについてかなり非難を喰らった身としては今回のことが見逃せるはずはありません!!(私怨かよ)

こうなって考えると、別にボルジア家と絡ます必要ないんじゃ…とも思えてきます。
偏にアンテミスっつーオリキャラの葛藤がメインじゃないかと。チェーザレなんてぶっちゃけ当て馬じょうたいですよ、コレ読み方によっては。あ、一応これノーマル小説ですよー(今言うなよ)
葛藤もありますが、いかんせん主人公でもないので葛藤もラストまで見えません。
だから、そうなるとそれがメインでもないのかもしれません。アンテミス視点で番外編とかで補足すればキャラがしっかり立つかもね。(偉そうに言うな)

結局何が言いたいかというとアンテミスはおいしいキャラだってこt(ごふっごふっ

読んでみれば何が言いたいのかわかっていただけるはずです!(読まなきゃ判らないならこんなレヴュー自体が無意味)

え、えーっと(二の句が継げない)
とにかくイラストだけでも見てくれれば!(ああもう全然オススメになってないよ)
そしてどうやら一冊で寝ることになりそうです。(前日の日記より)

では、ハヤミでした。とほほな推薦文を最後まで読んでくれた方、死ぬほど尊敬します。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
† 暦 †
虫食いりんご。嫌だ食べたくない。ではなくちょっとさぼっていたらこんなことに。いかん!!ちょびっと復活中。
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
鯉幟泳ぐ空には黄砂あり。黄金の川の流れは絶えずして、しかしその主はおらず栄枯盛衰を嘆くべくもなきや。人類滅亡の日も近し。
† 遭難者の足跡 †
こんなブログに足を運んでいただけるなんて…!有難う御座います!!
少しでも楽しんでいただければ幸いです。そしてここで逢ったのも何かの縁。またのお越しをお待ちしております。
† 私の生態 †
旧変人。 新変態。 その差は計り知れない。
HN:
羽闇黎(ハヤミレイ)
性別:
女性
職業:
人間です。
趣味:
探究。
自己紹介:


BloodType/AB(二重人格キター)
発生日/紀元前400年前とかどうですか
好きな動物/黒猫。
普段の生態/隙あらばお絵かきと音楽鑑賞(特にゲーム曲)後はデータ収集と…(ブツブツ)
実は神道無念流(例えば芹沢鴨や永倉新八や桂小五郎)の血を継いでいる。





ピーター卿至上主義!!

セイヤーズを世に広めませんか…?

彼女は才能の割に知名度が低すぎます!!

ミステリーとして読んでも
萌え小説として読んでも
生き方バイブルとして読んでも
損はありません!!

まだ読んでいない方は是非騙されたと思って一読を!!






>  
テイルズオブジアビス名言集
† 紐 †
お世話になっている素材やさんやhtml御指導いただいたサイトさん、それに非常に一方的なご贔屓サイトさんへのリンクです。お友達サイトさん含みます!
† ブログ内検索 †
† 最新CM †
(06/14)
(05/15)
(05/14)
(05/06)
(05/02)
† 新着コメント †
† 最新TB †
† バーコード †
† アーカイブ †
忍者ブログ [PR]