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基本は日々の徒然書きです。かなりアニメや小説の感想入ったりします。毎日更新記録復活です(は?) セイヤーズ信仰者で貴族探偵検索(まだまだ中断中)があります。訳者様や関係者の方とは一切関係ありません。 それでも良いと言う心の広い方はどうぞゆっくりしていって下さい♪
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 に、実はかねてからお世話になっている羽闇なのですが(購読三年目に突入か)最新号の注目項目を、もはや完全に個人的なチョイスでメモ代わりに控えさせていただきます(笑)


/ 雑草社
Amazonランキング:501位
Amazonおすすめ度:

 雑誌の表紙はCGばりばりの最近のオタク雑誌とは一線を引く清楚な装丁で流石、文学を愛する人たちの作るもんだなーと感心します。では、早速ゴー!(強引だな)
  • DEADLOCK2「DEADHEAT」英田サキ著 文章に甘さが無くて最高。読み応えばっちりダークでシビアなんだけどやはりそこは人間模様。格好良いBLで、凄いファンです。期待大!同じく「エス」シリーズも完結したのでそちらも要チェック!!!
  • 「シュミじゃないんだ」三浦しをん著 恐ろしくもBLエッセイ。作家から見るBLとはいかほどの物なのか・・・も気になりますが、BLをこよなく愛するしをんさんの生意見を拝聴したく・・・(笑)表紙の故あとり硅子さんと言うのも感慨深い。
  • 「少女七竈(ななかまど)と七人の可愛そうな大人」 ハード本ながら非常に読み応えがありそうな本。
  • 「邪魅の雫」京極夏彦著 だああああ!! 待ち望んだ今日極道(笑)シリーズの最新作! ピーター卿といい榎木津礼二郎と言い、何故ああ騒がしいキャラに萌えるんだろうな~? 原点を探る、とにかくすんばらしい本。但し厚いよ(今更だな)
  • 「硝子の街にて」シリーズ 柏枝真郷著 「パートナー」シリーズ(C★ノベルズ)で知っていた作者ですが、パートナー読みながら手に汗握る洋画のようなストーリーにぐいぐい引き込まれながらもどこか「BL」くさい・・・と思っていたらやっぱり!!(爆笑)この「硝子の街にて」シリーズもちょっと気になるので仮本棚へ。その前に「パートナー」読まなきゃですが。
  • 「神々の神話」シリーズ 榎田尤利著 もうこの人のファン二年くらいやってますが、ノーマルもBLもどしてあんなに上手いのか舌を巻きます。どちらも書けるっつーのはもはや神の領域ではないかと。いやはや。
  • 「化物語」西尾維新著 おーっと! 今更維新ネタ! 軽妙な語りが売りは今回も健在と言うわけで是非読みたい代物。ちょっと高いですが、我慢しましょう。
  • 「オペラ」シリーズ 栗原ちひろ著 この人は賞としての評価はそこそこだったんですが一作目からかなり気になっていた人で、読んでみたらすんごい面白かったいい意味の裏切りを受けた人です(笑)シュールで軽快だけど、ちゃんとファンタジーしちゃってる部分もあるし萌要素もあり(女性的な)またしても個人的に性格の悪いロンゲ詩人がツボキャラっつー話なんですが(笑)まあ、その話は今度また。

 

 大体こんな感じで、全部読むとなると大変ですねー(爆笑)小説だけ読んでいる人ならいいですが、普段から興味が小説(ミステリー、海外翻訳もの、ライトノベル、BL、ファンタジー・・・等)とアニメと声優と漫画とダイエットとゲームに分割される人だと、裂く時間が・・・しかもこれでも削っていると言う・・・

 では、そんなところで詳しくは読んだ後にちゃんと乗せたいと思いますので今はこの辺で。
 羽闇でした(゜∀゜)

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 のシリーズの短編から読み始めた阿呆は私です。


浅井 ラボ / 角川書店
Amazonランキング:100068位
Amazonおすすめ度:
長編の、ヘビーな内容と皮肉と悪口満載の掛け合いもそのままに、短編集に
シリーズ長編で断念した人にもおすすめ
笑えます。笑ってください。

 どうもこんばんは! 羽闇湖です。今ダイエットに負けてパンを喰っちまった懺悔が終了したところです! 懺悔っつーか腹筋背筋五十回して、土下座に見せかけただけですが!! 
 実は今日血圧測ったら昼間なのに低すぎて白目向きそうになりましたよ!でも本当に白目むくとコンタクトが外れて意外に厄介なのでそんな芸はしませんが!(無駄に体張った芸人だな)
 後、挨拶がバリエーション無くてすみません。ボキャブラリー貧弱ですみません。ああ、生きていてすみません。そんな日々。
 で、そんななか「されど罪人は竜と踊る」シリーズの初短編集を読み終えました。人間失格が読むとすげーへこみますが、不屈の闘志で次は誰をこのどん底に突き落としてやろうかと虎視眈々と練れるって点ではこの本は、と言うか浅井ラボさんは傑出しているのではないだろうかと思います。
 常に人の揚げ足を取り苦汁(または辛酸)をなめさせようとしている人種にはコレは娯楽小説としてはいいでしょうね。ただ、性格はきっと破綻していくと思いますが。そして決して元には戻れない・・・(怖)
 丁々発止のやりとりや毒舌合戦、絶対零度の戦闘と人間関係がこの本の読みどころですね。是非興味を引いた方(だけ)は読んでみてください。
 最後に。
禁じられた数字の罰ゲームは人間心理をついた面白いゲームだと思うので、今度実験してみたいと思います。ふふふふふ・・・(皆逃げてー♪そのほうが面白いからv←下種が)
 そんなこんなで年間100冊とか読めれば良いなと画策中ですがきっと無理でしょう(早)読める人は300とか余裕みたいで凄いの一言に尽きますが、いつ働いているのか気になります。ニートが頭の回転が速く見える弁論が出来るのはきっと本を読み小ざかしい知恵をつけているからだと信じて疑わない。←ひがみ以外の何者でもない
 ニートに負けている感ばりばりですが、そんな日々にも変化をつけて生きたいと思っています。そう! ニート以上に遊ぶ時間を!!(競うところはそこで良いのか)
 って、ブクレヴュにならなくなってきたのでこのへんで。では!(゜∀゜)ノシ
P・S
浅井ラボ様については以下研究事項につき追ってリサーチします(約3%の確率で)
そしてBLEACHの阿散井恋次と誕生日が同じであることを敢えて私にひたがくしにしていた、同じく黒埼一護と誕生日が同じの海渡さま。今生お互いの誕生日が祝えなくなったのをここに祝して乾杯!(ただし毒入り)

「本を閉じれば、物語は終わってしまうのかしら? いいえ! それはあまりにも味気ない読み方だわ。あらゆる物語は、わたしたちの想像の中で無限に続いてゆくし、登場人物たちも生き続けるのよ。」

 どうも、こんばんは~!! 緩やかな夜半をお過ごしですか? 羽闇です! いえい♪ 
無駄にダイエット継続中です。今日新たに入った情報では夜八時以降には胃に物を入れないほうが良いらしいんですが、帰宅が八時回る人はどうすりゃ良いんですかね? 夕飯を食べるなと? あと、コーヒーが無いと生きていけない人なんですが飲み物も駄目なんでしょうかね? ううう、無駄なダイエットしてたらどうしよう。無駄は嫌だ・・・(根性が腐ってる)

 で、はい! 上の段落は「文学少女と繋がれた愚者」のp280の遠子先輩の台詞です! 複写して気が付いたんですがエクスコラメーションとクエスチョンの後にはワンスペース空けるのが普通なんですか? 確かにスムーズに読めますが間が空きすぎると間延びしたコントみたいになる危険があると思うのですが! 誰か暇な方は、文庫によって違いがあるのか検証してみてください!!(嫌だよ)

 それと、”ゆくし”は正しいんでしょうか? 大昔小学校の国語の時間に”行く”の正しい読み方で、私は思い切り自信を持って「”ゆく”で」と答えたのに(答え方が生意気っぽい)思いックソ「”いく”よ♪」と訂正されたのを未だに根に持っているんですが!! あれって後でいろんな大人に訊いたらどちらでもいいらしいじゃないですか!! てめぇ! クソそこの教師!! 教育者ならいい加減なことでいたいけな(?)文学少女(その頃はまだ)の面目潰すなよ!!
 と、思わずにいられません。どなたかこれも検証を・・・(嫌なこったね

 さて、ではぐだぐだ文でウォーミングアップしたところでブックレヴュー行きましょうか!

 


野村 美月, 竹岡 美穂 / エンターブレイン
Amazonランキング:1974位
Amazonおすすめ度:
続いていく物語
「きみと、出逢うんじゃなかった。
武者小路実篤『友情』

 おおお~!! アマゾンランキングなかなかッすね。いつもマイナー本しか読まないからランクはいつも五桁六桁なのに(そこかよ)
 とにもかくにも、文学少女シリーズ第三弾です。今回も深いお話になっています。お話の中に劇のお話も入ってきてそれがリンクするので、よく整理しながら読まないとぐしゃぐしゃになるかもしれませんがまあ、そんな問題でもないでしょう。武者小路実篤の「友情」が今回のテキスト本。読後はやや友情より愛情寄りですが(何故なんでしょう?)BLっ子の私でもスルーして読める腐女史にも優しい本です(基準がわからん)
 えーと、かいつまむと内容は友情と恋心の間で葛藤する芥川君(一巻参照)の過去の苦い思い出とのフラッシュバックですね。今回の倒錯者は鋭利な刃物で本やウサギを切るなかなか危険人物! そこに心がいまいち弱い(笑)井上心葉と天然文学美少女戦士天野遠子先輩が挑む! 今回はちょっと心葉君も成長したので文字通り挑んでいます! 格好良いですね。目を見張るものがあります。何かメンタル的に抱える人が読む本としてはおなかに優しい胃腸薬! みたいな存在感です。つまり、普通の薀蓄ものとか教示本だと「~すること」と、書いてある為こっちは「そんなこといわれても!」と思ってしまう。だけどこの本は別にやんわりと教えてくれるだけで、心葉君と一緒に「頑張ろうかな」って気持ちにさせてくれる。それが良いんですよ! へたれが良い!! 
 内容は、あまり深く書くとネタバレにもなるので無理ですので今回は名文と、見所をちょこっと。
「美と真理を追究する彼は、こう言っているわ。人生は参りきったものではないと、本当のことはわからないと! 辛抱できることは僕等を再生させる力はない。」p282
 だからぼくも、決断することを、もう恐れない。
 ぼくは同人誌を引き裂いて立ち上がると、大宮から贈られたマスクを、ステージに叩きつけた。
 (中略)
「僕は一人で耐える。そしてその淋しさから何かを生む。いつか山の上で君たちと握手する時があるかも知れない。しかしそれまでは君よ、二人は別々の道を歩こう」p288
「そういえば、熊狩りをしている彼氏は元気ですか」p298(これだ!)
 そんな感じでオチまで綺麗ですよ今回。ただ一抹の不安要素を投げかけて終わりますがね!(爆笑)全く…作者の手のひらの上でお預けを喰らうわけですよわれわれは。まあ、それはまた次回までの妄想期間って感じですかね! と、言うことにしておきますよ野村美月先生!(くすり)
 えー最後になりましたが見所はですね、随所に差し挟まれている大正コスイラスト! これっすよ! ももも萌え!!(おちつけ)じっくり隅々まで観察してくださいね!
 では、そんなこんなで仕舞いとさせて頂きます。皆さんもごゆるりと残りのお時間をお楽しみくださいませ♪(死ぬまでに出来る何とかですかね)

僕らが支えてきたプライドや仲間意識なんて 死んだ化石同然なんだ!

恋!全くなんてことだろう!これほど形振り構わずかき回す嵐よ!

嘆きの丘で

 


野村 美月, 竹岡 美穂 / エンターブレイン
Amazonランキング:3012位
Amazonおすすめ度:
文学少女が探偵に!
「文学少女」の魅力

そんなこんなで上記のあおり分は、ちょっとこれをインスピしてます。
ぎょぼぎょぼ!羽闇でごわす!今日は12時間の仕事のかんづめ(別物だから)から解放されて死んだ魚になる予定が、結構優雅に泳ぐ余裕があったので文学少女二巻目を一気読みしていました。約二時間半くらいですか?ライトノベルなら普通だと思います。
さて、さっそく読解にうつります!
今回は序盤からホラーな出来事が相次ぎ、普段は勝気な先輩の弱点がさらけ出されていますがそこは別段萌えるシーンではございません(何)ホラーもあるけど、過去との確執や輪廻が今回のテーマになっているような気がします。
かく言う主人公の心葉もまたリンクして引きづられていますが、一作ほどではありません。つーか主人公が過去にとらわれ悩み苦しむ姿が見たいのなら真っ先にピーター卿シリーズをオススメしますよ私は(まだ言うか)
一応推理っぽい暗号は出てきますが推理自体は一冊目ほど難解ではありません。途中で割れるし。暗号も・・・難しいと言うか卑怯と言うか。わかってしまうとそんなものなの?みたいな(酷)まあそれメインではないので許しますが、普通の推理物として読むなら物足りないことは確実ですね。
しかしねー
これ以下ネタバレなんですけど。
ライトノベルで監禁の愛とかやっていいのか?と思っちゃったり(えへ♪)
いやいや!虐待なんですけど、つまるところそれが原因(?)で憎しみにより悲しいほど離れられない二人になっちゃってるあたり微妙~に。わっしの頭が腐ってるだけなんでしょうが。それにすごい年の差だし?まあ、親子なわけだし。 自分にキツイ罰を与えて遵守することで満足する。縛られることで落ち着く。うわ~~・・・ますますおかしな解釈に。おほん!大丈夫です!本当は純粋な感動する話です!感動?何かそれも違うな・・・すれ違いの決着。うん、まあよしとするか(妥協かよ)
総合すると、迷惑に頓着しない過去の大人たちの尻拭いをさせられる子供の話?けしてへこたれず負けずに最後に勝ちましたけど!!ざまあ!(笑)そんな健気な(もっともだ)蛍と言う運命に翻弄された女の子のお話です。
で、今回もネタ本があります。「嵐が丘」。曲のタイトルでも良く使われるそれは、実は元は本でありまして・・・裏切られた男が名前を変えて姿を現し復讐する・・・と言うもの。興味のある方はそちらもどうぞ。
お涙頂戴でもないけれど、えー毎回死にネタなところに私は突き動かされていますね(笑)死にネタに何故こんなに萌えるのか・・・?何故ミステリーを読むと拳銃自殺したりする犯人に憧れるのか?(危険)謎だ。
気になる人は本当、シリーズの最初っから読んでみてくださいね!オフラインの人には貸してあげられますよ!(笑)
ではでは、日記カテゴリはこのあたりで終了に致します。では!三巻も続けて読むぞ!(笑)

に、やーっとこ手が伸びました。ずっと手元にはあったのですが手前に積んであった「狼と香辛料」が切り崩されなかったため姿が現われなかったのです。積み本はほどほどにしなければなりませんね。まさしく罪本です(絶対零度)

いやー今夜も冷えますねぇ。どうやら”大寒”のようで。そう考えると尋常ではない寒さではないので、やはり異常気象は深刻な社会問題と思えますね。凄く寒いのはある意味勘を研ぎ澄ますのに有利に働くのでなくなるのは惜しいです。情緒的で良いのに、ねえ?(誰に聞いてる)パソコンの電気くらいご勘弁頂ければ冬に暖房器具切ってやってもいいですが、私一人がそんなちっぽけな活動をしても温暖化止まりませんからね~言い訳ですが。一人でも始めようと思えばなんだって出来ますからねー、古来の偉人達はそうやってプロジェクトXとかにも話題で取り上げてもらえているんですよ(違うと思う)

で、日記カテゴリじゃないんですってば今日は(忘れるな)

 


野村 美月, 竹岡 美穂 / エンターブレイン
Amazonランキング:977位
Amazonおすすめ度:
妖怪と太宰治
人を選ぶ、“文学少女”という変人の話?
楽しめました

と言う本が今日のお供でした。読む前はイラストレーターの竹岡美穂先生を存じ上げていたので「ちょっと少女チック(死語)なお話なのかな?」と思っていたんですが・・・
甘かった。
全然少女向けっぽくないよ。いや、それも違うか。とにかくほんわかな絵柄に騙されてしまいました。凄い読み応えのある本ですね、これ。もっと、良くなれる本でもあるけれど。一巻が終わっても全然主人公の謎は明かされていませんからね!まだまだこれからの展開に目が離せませんよ!!
ええと、大まかにかいつまむとストーリーはシリアスで、キャラクターも静かめです。少なくとも文学少女たる遠子先輩と、ゲストキャラを除いては(あれ、大半が煩い人?)主人公である井上心葉(実は過去少女のペンネームで国民的な文学賞を貰ったことがある)が文学少女(主食が本でむしゃむしゃとページを破るんですこの人)である天野遠子先輩に偶然であった。そこに一人の少女が好きな人に恋文を送りたいので下がきを依頼してくる(遠子先輩が勝手に公募した)まあ、始まりはそうなんですが後半全くこの部分は度外視して良いことになります。この話は二転三転する展開でキャラクターが何をどう考えどう動くかを予想しながら読み進めなければなりません。と言うのは毎回このシリーズでは過去の文豪達が残した名作に沿うように物語が進められるからです。作家にとってはこれほどキツイ条件はないと思います。だって結末がわかると言われればそれまでなんですもの。でもそこが腕の見せ所、上手く翻弄させられてしまいました。事件は全て終わった…と思ったら実はここが一番肝心なところだったと言う。まさに推理小説。

そう、推理小説だってわかっていたら、私だって手抜きで読まなかったのに。推薦者を呪いたい感じですね。(君に言っているのだよ弟君)

さて、もう少し物語を読み進めましょう。今回のお題はずばり太宰治の「人間失格」。彼がコレを執筆した後自殺したのはあまりにも有名ですが”文学少女”では彼の死をなぞるように過去自殺があったことが判明。心葉たちは巻き込まれた形で気になるから調査を開始する・・・。

見殺しにしたことへの罪悪。
自分が無価値の癖に人の命を奪ったことへの憎悪。

それらが現代と過去と作品とがリンクして複雑に絡み合う人間模様。

面白かったです。いつのまにか私も堕罪とリンクしてました。おっと、太宰とリンクで(誤変換凄いことしでかしたなあ)人間失格が凄い良い味だしているんですよ。遠子先輩じゃないけど食べたいくらい。

残念ながらキャラ萌とは真逆ですが崇高な読み物だと思いますよ。二時間くらい潰す価値はあるかと。

そして一度読み終わったらもう一度読んでみると全然違ったことが見えてくると思います。一粒で二度美味しいですよ!
自殺とか殺人とか無感動とか、あまり浮き上がる感情はないですが、読後はさらっとしていますのでご安心を。そこは流石ライト文学っすかねー。
そんな感じで。あまり多くを語るのはこの作品にはふさわしくありません。読んで空気を感じる。そんな感じ。
是非、読んでみてください。もう一度文学を見直すためにもぜひ!!
てな訳でちょっと、真面目な羽闇でした。
読みながら心に痛すぎて涙目でしたが、今は大丈夫です。いやーだって予備知識ないまま読み始めちゃったから過去の傷えぐられて痛いのなんのって。死にたがりの道化って私のことっさー★みたいな。無感情で過去にしばられてて思い出のものは戒めで取っておく癖もあり、つねに自分の異常さに身につまされているなんて符合しすぎていて恐怖すら覚えますよ。でもこの作品読んだからと言って、気持ちに変化があるわけじゃないですけど。自分で決着つけなきゃどうにもならないことだとわかってますからね。しかし捨てるのはー・・・まだ、決断にはいたりません、やはり(笑)
そうですねー文学少女読む前にちょっと髪の毛を切りました。また同じ髪型ですけど。
あと、文学少女のイラスト描いて色塗りの仕上げ段階でフリーズしたのでダブルパンチ受けた衝撃です。太宰治の呪いか。
そんないきさつがあるのでしばらくはまたお絵かき停止すると思います。(断念早)
ではではぐだぐだトークが展開されそうなので早めに堕ちておきます。おやすみですの(ここアビス部屋ではないから)
「定めしは」
 
「運命しはかの天におわします崇高なる御方」
 
「何人たりともそれを冒す事など出来ない」
 
それが、この国の法律だった。
 
 
Epi1 GOD
 
「かったるいんですけどー」
「当たり前のことを言うな。言ったところで事態を解決すべき手段のないものは黙れ」
無茶苦茶を言われた。そんな俺の隣を行く隊長は、シュミットというファミリーネームだ。名前は知らない。知りたくないから訊かなかった。と言うか訊かなくても向こうからいろいろ喋ってこられたが、いちいち記憶していないと言うだけだ。こちらから訊かなかったのだから向こうが俺の名前を聞く権利も発生しない。それだけが好都合。
 「それにしても」
出し抜けに隊長が言った。
「この任務には果たして意味があるのだろうか?」
「…それをこの俺に聞いてどうするんです?」
そう返すと隊長は黙った。意外と頭が悪いらしい。と言うのも俺がこの隊に加わったのはほんの数日前、俺が路銀を寝ている間にどこかに無くし適当にそこらへんの旅人から拝借して、一夜を越そうと思っているところへこの隊長がやってきて(めざとく窃盗を見抜いてきたとも言う)
「お前、傭兵として俺と一緒に来ないか」
とスカウトしてきたからだ。だから当然深い事情なんて知ったもんじゃないし、ましてや隊長の任務に意味があるかないかなんて知ったこっちゃ無かった。俺は傭兵契約を一時的には結び折を見てとんずらする予定だったから気軽にその話を承諾した。
だが――――
事はそう簡単には運ばなかった。
あっという間に俺達の部隊は壊滅してしまったからだ。俺と、この隊長を除いて。
正直キツイ。あー何だよ勘弁してくれよと思う気持ちもあるが、そんなことを自分の部下総勢100人を失ったこの隊長の隣で言うのは気が引けた。この人は、もう生きていない。心臓は動き日々代謝もしているがそれだけだ。何か心の大切なものが欠けた人は、二度と生き返れない。だから、この無意味な会話も実はさっきから堂々巡りをしている。隊長の持ち前のユーモアで最悪の味付けをされているがもうこの人は駄目だ。つまりは、
「俺が放り出せば部隊全滅として全て片付く」
けれど。
「生きている人間を殺すのはやっぱ気が引けるよなあ…」
俺らしくも無くそう呟く。万人殺しの異名を持ち国を追放された極悪人がとも思う。けれど。この人は…
「俺を拾ってくれた」
ただそれだけの理由で殺すのをやめた。我ながら阿呆だとも思うがな。そして、道なき道を亡霊と旅した。
時はうつり、それから約一年後隊長は死んだ。今度こそ本当に仲間の元に帰ったのだ。結局隊長の一年はなんだったんだろう。その答えを出せないまま隊長の亡骸を埋めた高台を後に俺はまた、旅に出る。
 
神は、この地上など見ていない。きっと盤上のチェスに釘付けだ。
 
 
Epi2 WORD
とにかく、この記録媒体をお読みの皆さんは、俺の事を全く知らないと思う。当然ながら俺は生み出された存在だ。その自覚はあるしその枠をはみ出す気はない。そんな俺にも裏設定とやらがあるらしいがそれを言ってしまうと俺の存在が抹消されてしまうのでやめておく。それは賢くないだろうから。でも最悪のときは自分で自分を殺す手段として取っておこう。
 前置きが長くなったな。今は取り合えず移動手段である船の上で軽く監禁状態だから特にすることも無い。話をする環境としては時間的な問題は無くても揺れのせいで俺は最悪な気分だがそれはお前らのせいじゃないからな。
 …何から話したもんか。最初から話して止まるべきところで止まるまでだな。問題はその止まるって奴だが。俺はこんな性格で表に出る言葉は限りなく少ないらしいが中では結構考えているらしいからな。もしかしたら生い立ちだけ話して自殺するかも知らん。その時はその時だ。残念だったな。さあ、本題へいこう。俺はしがない小娘の頭の中から生み出された…ってリアルのほうはいいか。設定では時の王アーサーに尽くした騎士の長男として生まれた。今から19年前だ。母親は侍女だった。何の変哲も無い平凡な家庭に生まれたって訳だ。スキャンダルとも無縁、ただ王政はあれに荒れて、アーサーは失脚し弟エドワードがその執政を取り持つようになった。だが、国は纏まらず未だに衝突が耐えない。そんななか俺の親父が謀反の首謀者って嫌疑をかけられた。まあ物語を面白くするにはそれくらいやらないとな。親父が投獄されたため俺とお袋は立場上同じようにならないためには国を逃げ出すしかなかった。幸い、親戚筋を辿って逃亡の出立ても揃った。だが、肝心なときにお袋は親父を見捨てきれない。ここに残ると言い出した。犬死だと何度説き伏せても駄目。結局女と言う生き物はたちが悪い。俺は放っておくことにした。それが本人の幸せだと言い切っている以上何を言っても無駄だからだ。俺だけの出港式に結局誰も姿を見せずそれ以来お袋の姿も目にしていない。
 逃亡先でも当然追っ手はいた。万人殺しの異名がついたのもこの頃だ。何せ俺の手段といったら身の上を話して味方についた人ごと敵地に放り込んで自分は雲隠れだからな。味方と敵が戦う。至極当然の図だと思わないか?当人がいないだけで。自分の手は汚さずに万人殺し。まあ、その風評はたちまち広がり俺は味方の中からも命を狙われるようになった。懐柔策、隠蔽策、捏造策、詐欺、強攻策、ありとあらゆる手腕で俺は有頂天になりながら潜り抜けた。誰も追いつかない地まで逃げるつもりで。事実逃げおおせた。世界の果て、フェーゼル島まで。
 そこで、寝ているときに路銀を誰かにくすねられたと言うことにして、一文無しの弱い旅人の振りをして傭兵に加えてもらった。弱った人間を放っておけないこの隊長の気性は知っていた。そこにつけこんで部隊の中にスパイがいるという偽の情報を流し混乱させ、部隊を自滅させた俺はずっと一年間その隊長をいたぶり続けて旅をしていたと言うわけだ。全て自分と言う存在が死んだと見せかけるための芝居だ。隊長を生き残らせたのは単なる気まぐれとも言うが。
 自分でも最悪な性格構成だな。小娘も今にとんでもない事件を起こすに違いない、俺が保障する。そんな訳で俺の身の上話はコレで全部だ。意外と短いだろう?
 
言葉だけで切り抜けてきた俺は天性の詐欺師だと思う。マジで。
 
 
Epi3 And
 ついでに言うと、隊長は最後はどうやら俺の正体と作戦に気が付いていたみたいだな。気づいたところで何も出来ないほど衰弱してたけど。でも忘れないよ、あんたのあの目。憎しみと悲しみと哀れみが入り混じったそんな奇怪な目を。俺が絶対に忘れないのは敵の顔とあんたの目と三度の食事くらいだ。睡眠は忘れる。さって、今日は何するかな。いきなり敵に追われなくなったから暇で暇で…。結局最後まで話しちまったな。思わず船に乗ったが目的地が無くてねー。広い海は無限の可能性を秘めているが、俺に行ける場所はもはや雲の上にしかない。と、そんなことを考えていると
「おーい、飯だぞ坊主!」
と、下から呼びかけられた。窓の外を見ればもうすっかり夕焼けだ。おお、明日は天気が悪いな。いや、風向きしだいで船はどちらに進むか決まるか。しかたなく、三度の食事は抜かさない俺が食堂に向かうとそこには出会いたくも無い旧友がいた。能無しでいつも自分の足をひっぱり私利私欲に走る俺を毎回たしなめる馬鹿で煩い旧友が。俺の強運も昨日までのことでこれからはこの神の見放した箱庭で踊る一つの人形に成り下がるわけか…そう、うんざりと俺が頭を抱えたところで例の旧友がこっちに気が付いた。
「え?…うっそだ…ろ?お前死んだんじゃ…」
ああ、もう!この場にとどまり変に暴露されるよりましだと判断し、俺は彼の腕を強引に掻い込み自室に引きずり込みドアを閉める。そいつの首根っこを掴んで壁に押し付けて脅迫する。
「余計な真似はするなよ」
と、低く言うと
「事情を教えてくれなきゃ何が余計なのかわからないだろう?」
とやりこめられた。…こいつは誰だ?正直度肝を抜かれた。この目は知っている。この目は…俺と同じ、最悪な人間のする目だ。狡賢く抜け目の無い目。にっと笑うと子供らしい表情がこぼれたが油断は出来ない。警戒を解かないまま俺は手を離した。
「あーびっくりした。まずはお前が生きていたってことにな。お次はいきなり脅されるし。なかなか一筋縄ではなかったらしいじゃないの?お前。あの手この手で一杯汚い真似してきたみたいだしなー」
「…それだけわかっていれば俺の事情も飲み込めているんだろう」
皮肉を言ったつもりだったが毛ほどにも乗ってこない。くそっ…俺らしくも無く焦っているのがわかる。奴は淡々と余裕ぶった笑みを貼り付かせ続ける。
「その点お前は俺がここに現れたことにまず順応できていない。俺が何故このタイミングでお前の元に現れたのか、何が目的なのか、そして俺が昔の俺と違うことに正直怯えている」
「違うッ」
思わず言い返したのが裏目に出た。動揺を見破られるのには十分すぎる反応だった。目の前の笑みが深くなる。
「そうか?そう粋がるのは良いが前ががら空きだぜ」
気づいたときには俺の腹部に迫る奴の右腕だった。あのスピードでは到底かわせない。もともと肉弾戦向きじゃないんだ…我ながら情けない理由を掲げおとなしく意識を奪われてやった。
 
同時刻、大陸のエドワード王を落とすアーサーのクーデターが勃発

坂木 司 / 東京創元社
Amazonランキング:29754位
Amazonおすすめ度:

もしかしたら、初めてかもしれない。こんなに青臭く生真面目で、真正面から吐き気を催すような社会問題に立ち向かった推理小説は。
と言うわけで、このブログでも初になりますね本のレビュー!!☆記念すべき第一作はひきこもり探偵シリーズの完結編にあたる第三巻「動物園の鳥」になりました。
第一巻「青空の卵」第二巻「仔羊の巣」に次ぐ第三巻の「動物園の鳥」になるわけですが、まずタイトルが深くていいですね~。文字通り孵化から始まり巣立ちまでなんですよ、主人公坂木司(作者と同名)の親友鳥井真一の。
話の流れは短編的なもの(最終話を除く)で構成されており、回を追うごとに登場人物が増えていくんです。最初は本当に重度のひきこもりなので二人だけの世界。そこからだんだん鳥井の家に人が遊びに来るようになっていく・・・
毎回持ち上がる人間関係や社会問題の着目するところには驚かされ目を見張るものがあるのですが、推理小説としては確かに面白い類のものではありません。鮮やかに推理するわけでもなし探偵が捕まったり脅されたりするわけでもなし。しかしこの独特の雰囲気にはそれにはそれの良さがあるわけで。
全三巻を通して誰しも何かしらのカタルシスを感じるであろうこの作品。心の傷と真正面から向き合わされるので(笑)苦痛は苦痛なんですが、それを乗り越えさせてくれる一種の鳥井のカリスマ的何かに私たちは導かれるのです。(ですが私の宗教はあくまでもセイヤーズその人から不動ですが)因みに何か信念を持つことに自信を持てたのもこの小説は一躍買ってくれた気がしますね(照)
この小説を読むと、とにかくやたら弱くなってしまう・・・とみに普段気を張ったり自分を見せなかったりする人こそずしんと来るものがあるんではないと思います。飾らない強さが確かにそこには存在し、きちんと機能している。それがたまらなく嬉しい。そして応援したくなる。
ここで少しキャラ紹介を。坂木司は所謂ワトソン役なのだが、他のワトソン役の例に漏れずちょっと抜けている。馬鹿ではないが無類のお人よしで涙もろい。でもって鳥井真一のシンパ(笑)一種神聖視しています。今回依存の話が出てきますが脱却を良い意味で図ってくれて良かったです。べたにはべたでしたが(酷)彼は鳥井真一というひきこもりで自分しか必要としていない彼を守り支える人物。人という漢字は支えあって出来ている!そんな感じです(どんなだ)ただし自分もちょっと病的に鳥井を介抱しすぎという自覚はあるものの無意識下の依存心、先へ進み今を壊すことへの恐怖心から一歩を踏み出せないでいたのでした・・・(誤解を招きそうな発言にも取れるような・・・)
で、探偵役の我らが鳥井真一は身長が低く細っこいひきこもり。それだけなら可愛げがあるかもしれないがこれがかなりの毒舌な為お姫様というわけには行かない(何)昔のいじめが原因でひきこもりになった。彼には仮面が無く、どんな相手であろうが全て本音で話す。それだけ純粋で傷つきやすい心を持っている反面その悪魔的毒舌で周囲を唖然とさせることしばしば(その度に坂木がフォローする)ちなみに彼の唯一心を許している相手が同級生であった坂木司である。坂木司が持ち前の涙もろさでもらい泣きを始めると、エムパスのようなもので鳥井真一も泣き出し(しかも言動が小学生にまで幼児化する)収拾が付かなくなる(爆笑)あ、いや勿論これが萌え所なんですけれど。
坂木司あっての鳥井真一。鳥井真一あっての坂木司。
という関係が、だんだん壊れていくんですがね。殻からでるわけです。二人を取り巻く人物がこれまた個性的。と言うか悪い人がいない。みんなおのおのトラウマや傷を持っているのだが、それを自覚していて笑って生きている人物ばかりなのだ。とくに警官二人組みがお気にですが。
つらつら書いてきましたが、特に推したい点は
1・鳥井真一と坂木司の関係の変化
2・社会問題を直視することへの嫌悪の払拭
で、しょうかね。結構苦しいですよマジで。生ぬるい倫理観とか吹き飛ばされますから覚悟してください。
ぶっちゃけそれが読んでほしい理由でもあります。生ぬるさに満足できない貴方は読むべきだと思いますよ。
読後はホットココアをこたつで飲む感覚です。
で、文庫版あとがきにもありましたが、こんな真面目な小説につけていいのだろうか?ぴったりソング略して「ピタソン」!!しゃばけでおなじみの畠中さんは(坂木司さんとも仲が良いらしいですね)「もらい泣き」を推していらっしゃいました。流石ですよ流石。確かに!泣くということがこの小説を作っていると言っても過言ではないのですから。ただ、私もひとつ案を出させていただくのならば、この第三巻「動物園の鳥」にかぎっては
angelaの「fly me to sky」です。アニメ蒼穹のファフナーのテーマ曲なんですが、それから頭を切り替えるとこれがはまります。坂木の葛藤、鳥井の為に坂木がどんな決断をするか。それが見えてくる曲だと思います。
さてさて、ではそろそろしめにしたいと思います。是非「ひきこもり探偵」シリース読んでください。三巻にはレシピもついています。鳥井のようにはいかないでしょうが作るだけ作ってみようと画策中(笑)
永遠と絶対の差を考えながら眠ることにします。
では。羽闇でした(^^)ノシ
† 暦 †
虫食いりんご。嫌だ食べたくない。ではなくちょっとさぼっていたらこんなことに。いかん!!ちょびっと復活中。
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鯉幟泳ぐ空には黄砂あり。黄金の川の流れは絶えずして、しかしその主はおらず栄枯盛衰を嘆くべくもなきや。人類滅亡の日も近し。
† 遭難者の足跡 †
こんなブログに足を運んでいただけるなんて…!有難う御座います!!
少しでも楽しんでいただければ幸いです。そしてここで逢ったのも何かの縁。またのお越しをお待ちしております。
† 私の生態 †
旧変人。 新変態。 その差は計り知れない。
HN:
羽闇黎(ハヤミレイ)
性別:
女性
職業:
人間です。
趣味:
探究。
自己紹介:


BloodType/AB(二重人格キター)
発生日/紀元前400年前とかどうですか
好きな動物/黒猫。
普段の生態/隙あらばお絵かきと音楽鑑賞(特にゲーム曲)後はデータ収集と…(ブツブツ)
実は神道無念流(例えば芹沢鴨や永倉新八や桂小五郎)の血を継いでいる。





ピーター卿至上主義!!

セイヤーズを世に広めませんか…?

彼女は才能の割に知名度が低すぎます!!

ミステリーとして読んでも
萌え小説として読んでも
生き方バイブルとして読んでも
損はありません!!

まだ読んでいない方は是非騙されたと思って一読を!!






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テイルズオブジアビス名言集
† 紐 †
お世話になっている素材やさんやhtml御指導いただいたサイトさん、それに非常に一方的なご贔屓サイトさんへのリンクです。お友達サイトさん含みます!
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